【居場所ってどんな所?】
ー世田谷シンポジウムー(写真は保坂区長と)
OVOTJからユースがシンポジウムに登壇!
?<施設や里親家庭を巣立ってから頼れましたか?>
●頼ることはあまりできなかった。職員は職員だと思っていたから。施設は戻れない場所だと思っていたし、中の人も変わっていくから。
●そこそこの問題は話せるけど、深刻なことについては誰にも話せない。言ったとしても事後報告。自分で、友達に聞いて解決する。
●相談するタイミングというのが分からない。周りの人は助けることはあるのに、自分のこととなると見えなくなる。
●「いつでも来ていいよ」とか誘われるけど実際なかなか行けない。来ていいよという言葉だけではなかなか難しい。
?<あなたが行く居場所はどんな所?>
●ご飯がおいしい(笑)。ご飯がおいしいのは大事なこと。最初は警戒心が強かったけど、安心して話せるようになってきた。話せるようになるとラクになってきた。
●話を聴いてくれる人がいるところ。何を話せばいいか分からないけど、こちらが話すのを待ってくれるのは嬉しいこと。
●当事者活動に関わっていて、そこは相談するという場所ではないけれど、仲間と呼べる存在がいることが大事だなと思う。
●一人でいると悶々と考えてしまうので、誰かに会うことって大事だと思う。
?<相談って大変なこと?>
●私は相談できる場所をネットで検索して、メールまで打ったのに・・・送信ボタンが押せなかったんです。メールっていうのも見えない相手で怖い。知り合いがたまたま行くからついでに顔出す機会があって、そこからつながった。
●児童相談所のこと。うちの家庭には児童相談所が小1から関わっていた。だけど毎回、親のしつけと判断されていた。だから、私は「児童相談所は子どもの声を聴く場所じゃなくて、親の声を聴く場所なんだ」と思っていた。それから保護を求めてやっと保護されるまで10年かかりました。
●相談ってとってもハードルの高いこと。相談した後というのが怖いんですよね。虐待されてるなんて相談したことがばれたら、親の虐待がエスカレートするんです。いじめといっしょですよね。だから、自分から相談は難しいから、気付いてくれる誰かがいることが大事。
<居場所づくりをしている皆さんへメッセージ>
●子ども(若者)と支援団体をつなぐ「かけ橋」になってほしいです。支援団体との繋がりをつくってあげるように。子どもの声をキャッチしてほしい。
世田谷区長の保坂さんや、若者支援課の方々もしっかりと若者の声を聴いてくださいました。児童相談所の話も出て、ますます子どもの声を反映させていきたいとのメッセージをいただきました!
(僕らの声冊子もお渡し出来ました✨)
●全国の施設や児相に冊子を届けます!●
https://polca.jp/projects/Fm7TjkCSgMu
🔺ご支援・ご協力をお願いします!!🙌
ご支援いただいた資金は、冊子代、郵送代だけでなく、ユースたちの活動資金にもなります!
どうぞ、若者たちの声を発信する活動のためにご協力をお願いいたします✨
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